よくお客様に「店の前の絵は誰が書いたのですか?」と聞かれます。
実はこの絵、2014年3月に滝頭小学校の生徒さんが書いたものなんです。
元々この壁はただ大きいブロック塀があっただけで、全くといっていいほど殺風景な壁。
その殺風景な壁を何か役立つことに活かしたいと考えていたところ、「そうだ、小学校の生徒さんにキャンバスとして使ってもらったらどうか」校長先生に手紙を送りました。
数日後、校長先生からお電話をいただき「一度話を聞きたい」となり、学校へ出向く事に。 校長先生や他の先生と話をしていく中「小学校の卒業制作として絵を書くのはどうか?」となり「おおいいですね」と全員の気持ちがまとまり実施することになったのです。
ただ、その話がまとまったのが2014年の1月。3月の卒業式まで3カ月もありません。
一度はその話も難しくなってきた頃…クラスでとても美術が上手な女の子がいたのです。 「よし、彼女を監督にして壁画を進めよう!」 残り3か月ですが、一気に盛り上がり、進めていくことになりました。
毎日のように「どういった絵を描こうか?」が学生同士で議論され、 最終的に「未来の横浜」をテーマに絵を書いてもらうことになりました。
最初は、壁を白く塗ることから。
これは友人に頼みました。
そしてその白い壁に数日間かけ、チョークで下書きを書いていきます。
先生も時折ディレクションをします。
実際書いた期間は3週間くらいでしょうか。本当あっという間に完成しました。「未来の横浜」にはみなとみらいの青空を飛ぶロケットや掘割川で泳ぐ多くの多くの魚たち。子供たちの一つ一つの未来の横浜への想いが描かれています。
壁画は産経新聞とタウンニュースに掲載されました。
この絵を描いてくれた子供たちももう高校3年生。
またこの子たちが、別の場所で絵を書いてくれたら嬉しいなって、思っています。
この時書いてくれた方達へ。いつでもお店に遊びにきてくださいね。
Komentar